障がい者の雇用推進

努力賞を受賞

本社食堂 立原 美枝

本社食堂 立原 美枝

平成25年、食堂に勤務している立原さんが独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長表彰の努力賞を受賞されました。今回の受賞は、障がいを持ちながらも、それを克服し、模範的な職業人として勤務している努力と功績が評価されたものです。立原さんは、平成19年から本社食堂で、炊事補助、皿洗い、清掃業務を担当しています。お皿を洗いながら「いらっしゃいま せ」「ありがとうございました」と大きな声で従業員の皆様に挨拶している姿は印象的です。皿洗いでは、ご飯粒が残っていな いように、一枚一枚丁寧な作業を心がけています。現在では、食堂ホールの清掃業務は立原さん一人に任せており、ひたむきに 努力し仕事を着実に覚えていく姿勢は、重要な戦力であり他の食堂勤務者の良き模範となっています。

妙好

写真:茶館妙好のスタッフと店内の様子

写真:茶館妙好のスタッフと店内の様子

茶館妙好(みょうこう)は、足立区の身体障がい者支援団体友愛会が、身体に障がいを持つ方の自立訓練および社会参加の場として運営する喫茶店で、身体障がい者の方が働いている事業所で作られたパンを提供しているほか、身体に障がいを持つ方が土日祝日を除き、毎日元気に働いています。千住金属工業株式会社は友愛会の活動を支援するために、建物を無料で提供している他、諸々の援助を行っています。

お店の名前となっている「妙好」は、白い蓮華を意味すると言われ、その白い蓮華のように淨らかな心を持つ人のことを仏教では「妙好人」と呼んでいます。身体に障がいを持つ方こそ、そのような浄い心を持っていると言われていることから、千住金属工業前会長がこの喫茶店に「妙好」という名前を付けました。

なお、喫茶店で働く方も、喫茶店に来店して頂く方も、また、たまたま通りかかった方も楽しめるように、茶館「妙好」の周りには大島桜、大賀蓮、ベニカナメ、サルスベリ、山茶花が植えられ、四季折々の花を愛でながら心を和ませることができるように配慮しています。